個人で始める際の注意点

ヘッジファンドって個人でもできるの?投資家向けのおすすめランキング

知っておきたいおすすめの個人向けヘッジファンドとは?

早速ですが、皆さんはヘッジファンドと聞くとどのようなものを思い浮かべるでしょうか?

「うさんくさい」みたいなネガティブなイメージを持っている方もいらっしゃると思いますし、投資経験のある方なら「ヘッジファンドを使うほど資金がない」という方もいらっしゃると思います。確かにヘッジファンドを謳うものの中には詐欺まがいものも存在しますし、ちゃんとしたヘッジファンドには巨額のお金を動かし、マーケットを左右させる力を持つものもあります。

しかし、実は個人でも参加できるヘッジファンドもあり、そういった個人でも投資できるヘッジファンドだと比較的最低資金額も安く始められるのです!そこで今回は、そんな個人向けのおすすめヘッジファンドやそもそもヘッジファンドがどういったものなのかについて紹介していこうと思います。

そもそもヘッジファンドとは?

まず始めにヘッジファンドとはどのようなものなのかについてお話していきます。

ヘッジファンドというのは、自分の資金を複数の金融商品に分散させて投資することで、運用自体は投資のプロに行ってもらいます。つまり投資信託のようにプロに運用してもらえるので、初めて資産運用をする方でも比較的リターンが出やすいというメリットもあります。

そんなヘッジファンドの最大の特徴は、相場が上がっても下がっても儲かる仕組みになっていることです。これはヘッジファンドの利益の追求方法が「絶対リターン型」になっているからになります。

絶対リターン型

「絶対リターン型」とはその名の通り、どんな状況においても利益を追求する投資方法で、リーマンショックやイギリスのEU離脱といった世界的な市場の暴落時でもリターンを生み出せていたと言います。

ちなみに基本的な仕組みが似ている投資信託は「相対リターン型」となっています。相対リターン型というのは、ある一定の競争相手を設定し、その競争相手に勝つことのみを目標にした利益追求方法です。つまり、その競争相手が損失を発生するような相場になった場合、同じ動きをしていたこちらも損失を抱えることになってしまうのです。

独自で利益のみを追求するヘッジファンドは、どんな状況でも利益を出すことができるという魅力があるのです。

先ほど投資信託と似ていると言いましたが、実は「利益の追求方法」以外にもう1つ違う点があります。それが「投資家の募集方法」です。

投資家の募集方法

一般の投資信託は「公募形式」という募集方法をとっており、基本的に証券会社などを通して投資家を募集しているので原則誰でも申し込むことができます。一方ヘッジファンドは「私募形式」という方法で募集しており、証券会社などを通さず、特定の投資家しか申し込むことができないようになっています。

また、誰でも参加できる投資信託は最低投資金額も特に設定されておらず、1万円などからでも始められます。それに引き換えヘッジファンドは、私募で大きな資金を持った特別な投資家しか集めていないので、100万円~1億円といった大きな資金しか運用してくれないのです。

ちなみにヘッジファンドは報酬形態も完全成功報酬制ですので、万が一運用でマイナスが出た場合、手数料はゼロで済むのです。

さて、ここまでざっくりヘッジファンドの基礎や投資信託との違いについて見てきました。ここまで紹介してきたヘッジファンドの基本的な内容についてもう一度おさらいしましょう。

利益の追求方法 絶対リターン性
投資家の募集方法 私募方式
報酬 完全成果報酬
投資額 1,000万円や1億円

いかがでしょうか?少し敷居が高いかもしれませんが、しっかりしたヘッジファンドであれば高い確率でそれなりのリターンを出してくれます。資産運用を始めようと考えている方や興味がある方はヘッジファンドで運用してみてはいかがでしょうか?

しかし「しっかりしたヘッジファンド」といってもどこが良いのかよくわからないかと思います。そこで次に、おすすめの国内ヘッジファンドを紹介していこうと思います!

おすすめのファンドと特徴

では、ここでは個人の方におすすめのヘッジファンドを紹介していきたいと思います。現在日本にあるヘッジファンドは4~5つあり、その中でも個人で始められるヘッジファンドはかなり少ないのが現状です。ここでは個人でも投資が始められるおすすめヘッジファンドとして「M&S」を見ていこうと思います!

おすすめのヘッジファンド「M&S」

M&Sは数少ない個人から始められる国内のヘッジファンドで、比較的新興の新しい部類に入ります。ヘッジファンドの中では珍しく、ターゲットとしている銘柄の一部を公開している透明性のあるファンドで、最近は「物言う株主」として騒がれるようになりましたが、M&Sは国内のアクティビスト投資の先駆けとして積極的な議決権行使を行っています。

運用状況についてもサマリーが公開されており、そのサマリーによると月間のベストのリターンは79.23%で、ワーストはわずか―3.17%。これを見ると、リスクを最小限にして、リターンを最大限にしているといえるのではないでしょうか。また、過去3年間の総運用益は176.61%としっかりと運用できている様子ですね!

ちなみに気になるM&Sの評判として口コミ・評判サイトにはこのような評判がありました。

・M&Sは確実に収益をあげるという点に注力しているから選んだ
・実際に合った担当者の説明が親切で、営業営業していなかった
・手数料や税金、そしてリスクの面まで私が納得するまで説明してくれた
・理解できるまで何度も説明してくれる

M&Sの評判は基本的に良いものが多く、多かったのはM&Sの担当者が非常に親切でわかりやすいという点でした。大きな資産を運用してもらうので、自分が納得できるまで説明してくれるM&Sは初めての方でも安心できますよね。

ちなみに他の国内ヘッジファンドよりも運用成績が大きいのは、基本的にM&Sは他のファンドが買わない株で運用しているとのことで、主に「小型株」を選んでいるからだと言います。個人でも利用できるM&Sは、初めて運用する初心者の方にもおすすめだと言えますね。

個人でファンドに投資をする際アプローチ方法や始め方

では、公には募集されていないヘッジファンドに投資するためにはどうしたらいいのでしょうか。ここではヘッジファンドへのコンタクト方法について見ていこうと思います。

ファンドに直接問い合わせる

まずはシンプルに直接問い合わせる方法があります。インターネットでいくつか調べたうえで直接電話してみてください。
一般的には、担当者と面談をし、そこでそのファンドの詳細な説明があるようです。手数料テーブルも公開されていないことが多いため、ここで説明があると思われます。

せっかく自分の資金を運用してもらうので、実際に自分の目で見て運用を任せるかどうかを決めてはどうでしょうか?

知人から紹介してもらう

二つ目は紹介してもらう方法です。こちらの方がハードルが高いように感じますが、そういうツテがあれば簡単ですね。さらに自分で調べるよりも信頼できる人から紹介してもらった方が、安全とも言えます。
ただし、何の伝手もない方が人脈を作ろうとすると、詐欺のターゲットにもなりかねません。古来の友人や社会的に信用のある人以外からの紹介案件には気を付けましょう。

ここまでのまとめ

さてそれではここまでのまとめをしていきましょう。

ヘッジファンドは確かに情報も少なく、詐欺まがいのものもはびこっています。しかし、健全なファンドであればしっかりとリスクをヘッジしながら運用しているので、まずはしっかり自分の目で確かめることが大事ですね。自分で探すのが難しいという方は今回紹介したM&Sに問い合わせてみるのも良いかもしれませんね。

  1. 個人で始める際の注意点

    ヘッジファンドって個人でもできるの?投資家向けのおすすめランキング
  2. 始め方や方法について

    ヘッジファンド投資の方法や始め方って?今から始める資産運用
  3. 管理人のコラム

    合同会社M&Sはホントに詐欺?中島康善や内藤昌弘などの実態を調査
  4. 投資信託との違い

    ヘッジファンドと投資信託の違いとは?おすすめランキングも大公開
  5. おすすめファンド

    ひふみ投信の評判や口コミ、利回りや手数料を徹底解説
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